- 投稿 2023/05/28
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女
こんにちはロクメガです。
水星の魔女第17話を視聴しました。
無事に復学できたグエルくんがこれからどうしていくのかが、はっきりし再びスレッタに決闘を挑む回となったように思います。
というわけで今回も感想行ってみましょう!
※機動戦士ガンダム 水星の魔女の見逃し配信・無料視聴はこちら(2023年6月時点)
※このブログでは機動戦士ガンダム 水星の魔女のレビュー記事を書いております。
※各話の記事については下記リンクから御覧ください。
グエルくんの成長
挫折が始まるってなんかおかしな日本語ではありますが、厳密に言うなら試練が始まるという言い方をしたほうがいいかもしれません。
今回の回、グエルが自分の会社を立て直すという目標が明かされましたが、その志はミオリネも同じだったようです。
偶然聞き耳を立てていた形になりましたが、意思確認は終了というところでしょうか?
ただいたずらにライバル心を燃やしていただけのスレッタから、教えられたと語るグエルの笑顔はとても爽やかなものでした。
このシーンだけ見ていると誰が主役なのか本当に分からなくなりますw
実際この回に限ってはグエルくんの方が主役っぽく見えました。
というかアレだなぁ~・・・。
「第1話 魔女と花嫁」の回からここまで追ってきていたわけですが、スレッタは無双系主人公的な立ち回りを演じさせ、グエルを男性主人公として据えたように思えます。
グエルくんのこれまでの立ち位置を考えると、普通に彼が主役でもおかしくない流れやムーブをしているわけですが、彼をそのまま主役にした物語にすると、よくある男性主人公による熱血物語に終止してしまう。
しかしある意味使い古されたそのパターンに風穴を開けるべく、スレッタという戦闘において悩むことのない無双系美少女を主人公に据えたのではないか? という感じがします。
このまま彼の人気がどんどんうなぎのぼりになっていったら進撃の巨人のジャン・キルシュタインみたいにOVAとか作られたりするんじゃないかしら?w
スレッタの試練
その一方でスレッタは今回の決闘で敗北を喫したわけですが、これまでこのアニメの感想において散々口にしてきた「フェアな戦いではない」というムーブをミオリネが行うことになるとはちょっと予想外でした。
「第3話 グエルのプライド」当たりなんかは本当に盤外戦術が当たり前のように行われていて、決闘ってなんだっけ?
っていう気持ちになっていたのですが、今回は完全に立場が逆転したように思います。
ミオリネからスレッタに対する感情がどのように変化したのかまでは正直わかりませんが、プロスペラ同様、彼女もエアリアルを降りるべきと判断したのだろうなと思います。
プロスペラの目的は一定回数エアリアルを決闘させること。
その決闘はあと一回。
その一回を最後にエアリアルとスレッタをお別れさせ、クワイエットゼロを完成に導く。
こういう筋書きなんだろうなと思います。
ミオリネが本気でスレッタのことを嫌いになったとは正直思えないので、あれは心苦しさを少しでも紛らわせる演技なんだろうなと思います。
スレッタにとっては辛いことですが、プロスペラの思惑通りに話が進んでいるのなら、スレッタはもうエアリアルに乗る必要はないのかな? って気がします。
なんだかんだで主人公機なので、いずれまた乗ることになるとは思いますけどね。
セセリアさんは誰の味方でもない?
「第14話 彼女達のネガイ」の当たりから気になり始めたセセリアさんですが、今回も彼女の煽りと露出は目立っていましたw
彼女を見ている限り、彼女は誰にとっても見方ってわけではないんだなぁ~っていうことがわかります。
ただ、これまでのグエルの戦績を考えると、グエルに勝ち目があるとは到底思えないのもまた事実。
そうであれば、彼女の態度は自然なものであるとも言えます。
ただ先輩に対してもあの口調をたやすことがないあたり、いい度胸してるなぁ~とも思います。
グエルさんの
「ジェタークのエンブレムは獅子だ。犬じゃなくて獅子にしてくれ」
というこのセリフ・・・心をかき乱すノイズに惑わされなくなっている感じがありますね。
これまでの敗北の事実を否定することはなく、正面から受け止めている感じがします。
こういう風に自分の心を凪のように動かすことなく現実を受け止めるというのは大人でもなかなかできるものではないような気がします。
本当に成長したなぁ~彼。
父の死を目の前で見たことに比べれば、どうということはないってことでしょうか?
それにしてもセセリアさん、物語にスパイスを加えるいい役割してますw
まとめ:スレッタ敗北
ついにスレッタは敗北しホルダーの座から引きずり降ろされることになりました。
17話目にして、ようやく彼女が乗り越えるべき試練がやってきたというところでしょうか?
ミオリネに寄せていた信頼を打ち砕かれたような展開ですが、今後彼女がどうなっていくのか、まったく予想が付きません。
毎度のことながらこのアニメはいい意味で期待を裏切ってくれますね。
次回にも期待しております。
というわけで、今回はこの辺で!
最後までお読みいただきありがとうございました。