こんにちはロクメガです。
今回はアンデッドガール・マーダーファルス「第2話 吸血鬼」の回の感想となります。
これからどのような展開になっていくのか楽しみにしていたのですが、全然予想外な方向に話が進んで行っているように思います。
というわけで、今回の感想も書いていくことにしましょう。
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輪堂 鴉夜さん探偵だったの?
このアニメ正直なところバトル者の一種かとおもっていたのですが、どうにも違うっぽいですな。
「第1話 鬼殺し」の回ではバリバリバトルものっぽい雰囲気で、説明の回だったからこその演出面に力が入っていたと思っていました。
どうにもそれは私の勝手な思い込みだったようです。
しかし、期待を裏切られたという気持ちは正直なく、むしろ会話をメインとしてこの作品世界を堪能できると思えました。
この作品調べたところ元々小説がメインだったらしいですね。
そうなると動きのあるアクションを描写する必要があると思うのですが、文字媒体である作品でアクションを描写するのは正直難しいものです。
となると自然に会話がメインの物語になるとは思うのですが、それをアニメにした場合はどういう風に見せるかが問題になるのではないかと思っています。
先週同様、相変わらず演出面と役者陣の演技が際立っており、見応えのある内容だったように思います。
金払いはスムーズにやろうぜ津軽さん
アバンタイトルがかなり長く、OP終了後もなが~く津軽さんと御者さんのやり取りで合計10分40秒くらい使っていたので、随分ゆっくり物語進むんだなぁ~と思いましたです。
ちなみに御者さんが請求した3フランは日本円にして約480円らしいです。
Vジャンプより安い!
といいたくなりましたが、このアニメの舞台は19世紀末なので、お金の価値が今より高かったのでしょう。
時代が進むとともにお金の価値が少しずつ下がっていくのは残念ながら避けられない事象のようで、ある意味時代の流れや違いというものを感じ取れます。
この御者さん酒場通いで禁酒を命じられているという話が出ておりましたが、今と違って娯楽がそこかしこにあるわけではないことを考えれば、こういう人は今よりも多かったのかもしれません。
とはいえ酒飲みのタクシー運転手とかだったら、乗りたいとは思わないなぁ~私は。
ゴダール卿とその御一家めっちゃいい人達?
今回の事件は吸血鬼の一族であるゴダール卿の・・・御婦人かな?
ハンナさんという方が殺されたらしいということで、津軽さん達がやってくることになったわけですが、メインで多くを話していたゴダール卿めっちゃいい人やん。
人間と共生することを考え20年前から人の血を吸うことはなく生きてきた一族。
普通吸血鬼モノって退治されるか、バレないように吸血行為して人間社会に溶け込もうとするかのどちらかであるイメージがありました。
が、ゴダール卿とそのご家族はむしろ堂々と人間に対して自分達は敵対する側ではなく静かに暮らすことを望んでいるようで、とても好感が持てる人達だったように思います。
喋っていたのほとんどゴダール卿だったけどねw
音響へのこだわりを感じる・・・。
第一話のときも思ったのですが、この作品かなり音響にこだわって作られているように思います。
今回の舞台は吸血鬼の一家が住んでいるでかい古城のようですが、それにふさわしく音がわずかにエコーしていました。
【推しの子】のように美少女キャラの演技を前面に押し出す形で、オタク層を狙った方向性で耳を幸せにするやり方はかなり手垢の付いた手法ですが、人気の手法でもあります。
これはこれで嫌いじゃありませんが、本作の場合別の方向で音というものを楽しませる作りになっているように思います。
本作の場合はBGMを無音状態にして、キャラクターの会話、足音といった、音をしっかり響かせて楽しませることに力が入っているように感じるんですね。
このため今回のお話は若干エコーがかかっているような感じになっていましたが、違和感のない画作りができているようにも感じました。
次回もこんな感じで楽しませてくれることを期待したいところです。
まとめ:次回は後編?
物語としては今回で謎を提示しつつ、次回で吸血鬼編は終了に向かっていくという感じでしょうか?
個人的には犯人はゴダール卿に20年仕えているというアルフレッドさんではないかとなんとなく思っております。
っていうか消去法で考えると他に考えられない気もします。
このなんとなく消去法で想像した答えを外してくれるかそうでないか、期待したいところです。
というわけで、今回はこの辺で!
最後までお読みいただきありがとうございました!