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- 投稿 2023/07/07
- アンデッドガール・マーダーファルス
こんにちはロクメガです。
今回はライザのアトリエと並んで、夏アニメで私が見たいと思った作品、
アンデッドガール・マーダーファルスの第1話の感想を書いていこうと思います。
タイトルが長いので、ブログタイトルは略称のアンファルで行くことにします。
では、初めて行くことにしましょう。
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※このブログではアンデッドガール・マーダーファルスのレビュー記事を書いております。
※このサイトで引用している全ての画像は「青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行」様及び全ての著作権者に帰属します。
津軽さんシブい・・・とにかくシブい・・・それがいい・・・!
正直なところいい意味で予想を裏切られた第1話でした。
第1話の予告の時点で、
- ある程度シブい作品で、
- 血なまぐさい物語で、
- グロ注意な作品なんだろうなぁ~・・・
と戦々恐々としていました。
確かに血なまぐさいところはあるようですが、それ以上に魅せ方がとても上手い!
主人公である真打 津軽さんの飄々としつつも、人の思考を大きく外れたキャラが非常にゾクゾクします!
ああ~・・・こりゃあいいねぇ~・・・!!
ゾイドの格好良さで感じるワクワク感とはまったく違う属性のゾクゾク感です。
こういうキャラ好きだなぁ~~!
こういう対峙しただけで狂気やオドロオドロしさを感じるキャラ、そんなに多くはありませんわw
演じてる八代拓さん、ポケモン(2023)のフリードと同じ人か!
輪堂 鴉夜のキャラも素晴らしい
肉体年齢14歳のまま生首だけで生き続けることになり、実年齢は1000年近いという美少女と言っていいのかどうかも良くわからないキャラ。
年齢を重ねているからと言って喋り方がしわがれたおばあさんみたいなものではなく、どちらかというと、元気なおばあさんみたいな・・・いわゆるロリババアってやつ?
彼女も津軽さんとは別の意味で素敵な魅力を放っています。
顔を見せずに、声だけで人外感を上手く表現しているのは素晴らしい!
この顔を見せていないのに話している間は耳が敏感になっているのか、演技プランまで耳に入ってきます。
耳が幸せになる!
声優さんの技量が恐ろしいとすら思いました。
ここまで声だけで表現できるのかと、久しぶりに思いました。
会話を見せる演出がいい!
この常軌を逸したヒロインと、上記を逸した主人公が淡々と語らっている時間だけで13分近く使っているのに、全然、まったく退屈しません。
私がこの作品に期待を裏切られたと感じたのはここです!
ただ淡々と話しているだけのようで、演出や映像が細かく切り替わって魅せてくれる。
メインの登場人物はたった三人なのに、その三人の会話劇でここまで楽しめるなんて、なかなかあるものじゃあありません。
昨今のアニメやら小説やら漫画やらで、大事なのはキャラクターだと言われています。
しかし、キャラの魅力を引き出すのはシナリオや演出なので、キャラだけが魅力的でも面白さには繋がらない。
魅力があると、面白いは別なわけです。
魅力的なキャラと魅力的な会話内容、そして高レベルの演出が相まって、映像として退屈せず面白いと言えるものになっています。
ライザのアトリエ第1話はライザの魅力「だけ」が突出していたような気がしており、映像作品としてはどうしても物足りなさを感じてしまいましたが、このアニメはまさに渾然一体になって魅せようとしてくれている。
それが強く引き込まれました。
素晴らしい!
それだけで満足できる23分間でした!
まとめ:個人的に今期の当たり!
まだ第1話ですが、キャラの魅力、演出、シナリオ面、全てが渾然一体となったハイレベルな作品であるとお見受けしました。
このクオリティを維持できるのかが不安になってしまいますが、今後に期待したい作品です。
この第1話だけでかなり引き込まれました。
次回も楽しみです!
というわけで、今回はこのへんで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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