2023年07月の記事一覧

月別:2023年07月
アンファル 第1話感想 真打 津軽さんのキャラが好き! ネタバレあり

アンデッドガールマーダーファルズ

 

こんにちはロクメガです。

 

今回はライザのアトリエと並んで、夏アニメで私が見たいと思った作品、

 

アンデッドガール・マーダーファルスの第1話の感想を書いていこうと思います。

 

タイトルが長いので、ブログタイトルは略称のアンファルで行くことにします。

 

では、初めて行くことにしましょう。

 

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※このブログではアンデッドガール・マーダーファルスのレビュー記事を書いております。

※このサイトで引用している全ての画像は「青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行」様及び全ての著作権者に帰属します。

 

鬼殺し

 

 

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津軽さんシブい・・・とにかくシブい・・・それがいい・・・!

 

正直なところいい意味で予想を裏切られた第1話でした。

 

第1話の予告の時点で、

 

  • ある程度シブい作品で、
  • 血なまぐさい物語で、
  • グロ注意な作品なんだろうなぁ~・・・

 

と戦々恐々としていました。

 

確かに血なまぐさいところはあるようですが、それ以上に魅せ方がとても上手い!

 

主人公である真打しんうち 津軽つがるさんの飄々としつつも、人の思考を大きく外れたキャラが非常にゾクゾクします!

 

ああ~・・・こりゃあいいねぇ~・・・!!

 

ゾイドの格好良さで感じるワクワク感とはまったく違う属性のゾクゾク感です。

 

真打 津軽

真打しんうち 津軽つがるさん

 

こういうキャラ好きだなぁ~~!

 

こういう対峙しただけで狂気やオドロオドロしさを感じるキャラ、そんなに多くはありませんわw

 

演じてる八代拓さん、ポケモン(2023)のフリードと同じ人か!

 

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輪堂りんどう 鴉夜あやのキャラも素晴らしい

 

肉体年齢14歳のまま生首だけで生き続けることになり、実年齢は1000年近いという美少女と言っていいのかどうかも良くわからないキャラ。

 

年齢を重ねているからと言って喋り方がしわがれたおばあさんみたいなものではなく、どちらかというと、元気なおばあさんみたいな・・・いわゆるロリババアってやつ?

 

彼女も津軽さんとは別の意味で素敵な魅力を放っています。

 

輪堂 鴉夜

輪堂りんどう 鴉夜あやさん

 

 

顔を見せずに、声だけで人外感を上手く表現しているのは素晴らしい!

 

この顔を見せていないのに話している間は耳が敏感になっているのか、演技プランまで耳に入ってきます。

 

耳が幸せになる!

 

声優さんの技量が恐ろしいとすら思いました。

 

ここまで声だけで表現できるのかと、久しぶりに思いました。

 

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会話を見せる演出がいい!

 

この常軌を逸したヒロインと、上記を逸した主人公が淡々と語らっている時間だけで13分近く使っているのに、全然、まったく退屈しません。

 

私がこの作品に期待を裏切られたと感じたのはここです!

 

ただ淡々と話しているだけのようで、演出や映像が細かく切り替わって魅せてくれる。

 

メインの登場人物はたった三人なのに、その三人の会話劇でここまで楽しめるなんて、なかなかあるものじゃあありません。

 

昨今のアニメやら小説やら漫画やらで、大事なのはキャラクターだと言われています。

 

しかし、キャラの魅力を引き出すのはシナリオや演出なので、キャラだけが魅力的でも面白さには繋がらない。

 

魅力があると、面白いは別なわけです。

 

あくまで演出です。

 

 

魅力的なキャラと魅力的な会話内容、そして高レベルの演出が相まって、映像として退屈せず面白いと言えるものになっています。

 

ライザのアトリエ第1話はライザの魅力「だけ」が突出していたような気がしており、映像作品としてはどうしても物足りなさを感じてしまいましたが、このアニメはまさに渾然一体になって魅せようとしてくれている。

 

それが強く引き込まれました。

 

素晴らしい!

 

それだけで満足できる23分間でした!

 

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まとめ:個人的に今期の当たり!

 

まだ第1話ですが、キャラの魅力、演出、シナリオ面、全てが渾然一体となったハイレベルな作品であるとお見受けしました。

 

このクオリティを維持できるのかが不安になってしまいますが、今後に期待したい作品です。

 

この第1話だけでかなり引き込まれました。

 

次回も楽しみです!

 

というわけで、今回はこのへんで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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ライザのアトリエ 第1話感想。キャラ数過多でテンポが悪くないかい? ネタバレあり

ライザのアトリエ

 

こんにちはロクメガです。

 

新しいアニメが色々始まっておりますが、とりあえず今季の夏アニメで見るアニメは二つ絞りました。

 

それぞれ第一話を見ましたが、今回はそのうちの一つ、アニメ『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』なる、作品をまずは見ていこうと思います。

 

っていうかサブタイトルと第一話なげぇw

 

40分もある・・・。

 

第一話だけ長尺にするの、最近はやってんすかね?

 

では、早速始めていくことにしましょう!

 

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※このブログではライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~のレビュー記事を書いております。

※このサイトで引用している全ての画像は「コーエーテクモゲームス/「ライザのアトリエ」製作委員会」様及び全ての著作権者に帰属します。

 

第1話 錬金術師

 

 

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少し・・・いやかなり退屈・・・!

 

好きな人には申し訳ないんですが、はっきり言ってテンポが非常に悪く、どこに面白さを見い出せばいいのかわからず、かなり戸惑いました。

 

面白くなかったわけでは無いんですが、とにかく話のテンポが悪く、40分もの長尺がただただ退屈な時間になってしまった感じがあります。

 

早い段階で女の子たくさん出したくて仕方がないんだろうなという、制作側の気持ちが透けて見えたような気がしました。

 

証人とその娘さん、錬金術師とその護衛の女性、港にいた女の子2名。

 

この人達の前半の出番全部削っても全く問題ないんじゃないのこれ?

 

主人公のライザと、幼馴染二人が映ってるシーンだけ繋げて20分にするんじゃ駄目だったんかこれ?

 

全然一話20分で収まりそうな内容だと思うんだけど?

 

このシーンとかほんとにいる?

このシーンとかほんとにいる?

 

原作未プレイなので推測になるんですが、おそらくこれゲームで発生するイベントを一つ一つ映像化したからこうなったんじゃないかなと思いました。

 

日本人ってRPG好きだから感覚麻痺してる人多いと思いますが、RPGってそれ自体がくっそテンポの悪いゲームジャンルですからね?

 

もちろん面白かったところはありますよ?

 

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ライザの魅力が全て

 

この40分間本当に面白かったと言えたのが主人公ライザが魅力的に描かれていたこと。

 

というか40分間それくらいしか見れるところがなかったというか・・・。

 

いい性格してるし、農家の娘という設定をガン無視したリアリティゼロの格好といい、ライザをどうエロ可愛く見せるかだけを追求していたような印象でした。

 

ライザ

や、かわいいよ。うん・・・。

 

っていうか前々から思ってたけど、あれどういう服装なんだ?

 

どういう服をどういう風に来たらあんなふうになるの? どういう機能性があるの?

 

あとすんごい動きづらくない?

 

などと色々疑問に思いましたが、ライザがエロ可愛ければそれでいいのでしょう多分。

 

原作のデザイナーもそんなことは考えてないでしょう多分。

 

そんなわけで主人公ライザちゃんの魅力は本当に存分に伝わってきました。

 

逆に言うとそれ以外で面白かった部分は・・・う~ん・・・。

 

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世界観は好きよ?

 

今回ライザのアトリエを見始めた理由は、私がこういうファンタジー作品が好きだからってのがあります。

 

ただ、この手の作品ってゲームだとRPGで出ることが多く、アクションゲームが好きだった私はほとんどそういう作品を遊んだ事がありませんでした。

 

なので、よくある中性ヨーロッパっぽい世界での作品をアニメで見ることができるってのは、それだけでも嬉しいものがありました。

 

ただ~・・・RPGをそのままアニメにしました! って感じなのよねこの第1話・・・。

 

魔物

もう少し、ザ・魔物って感じのやつでもいくない?

 

この手のアニメで琴線に触れる作品ってなかなかないので、結局あまり多くの作品にふれることはできていないんですけどね。

 

こんどテイルズオグゼスティリアクロスでも見てみたいと思っています。

 

ゲームはともかく、アニメは比較的出来がいいらしいので。

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まとめ:次回はもう少し面白くなるかな?

 

正直なところ40分かけた割にはかなり薄い内容と言わざるを得ず、楽しめるところが少なかったような気がします。

 

ライザに限らずキャラクターはそれなりに魅力はありますが、描き方がかなり微妙で、異世界を舞台にしたファンタジー作品を見ているはずなのに、女子高生がただ会話しているだけの日常アニメを見ているような印象でした。

 

今出す必要はなくない?

 

といいたくなるキャラもこの1話にぶち込んでおり、かきたいことがとっちらかっているような気がします。

 

もう少し描くキャラは少人数に絞って物語を展開して欲しい気がしました。

 

他に見たい新作アニメが今のところ今期はないため、最後まで見るつもりですが、これから面白くなることに期待します。

 

というわけで、今回はこの辺で!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 未視聴者向けの感想 ネタバレなし
機動戦士ガンダム 水星の魔女 未視聴者向けの感想 ネタバレなし

こんにちはロクメガです。

 

今回は機動戦士ガンダム 水星の魔女 全話見た感想をここで述べようと思います。

 

おそらくこれがこのアニメの最後の感想記事になるでしょう。

 

今回は総括と、初めて見る人向けへのレビューとなりますので、ネタバレは可能な限り控えた感想とします。

 

もしもこの記事を見て、このアニメが見たいと思ったら、サブスクで配信されているので是非ともご覧になっていただければと思います。

 

個人的には私も利用している、30日感無料で使用可能なU-NEXTをおすすめします。

 

では、早速始めていくことにしましょう。

 

※このブログでは機動戦士ガンダム 水星の魔女のレビュー記事を書いております。

※各話の記事については下記リンクから御覧ください。

 

 

 

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簡単なあらすじ

 

宇宙産業の大手、ベネリットグループが経営するアスティカシア高等専門学園。

 

水星からの編入生、スレッタ・マーキュリーは、学園での新生活に胸を躍らせていた。

 

だが到着間近、彼女は宇宙を漂う一つの影を発見する(ここまでu-nextより抜粋)。

 

そこで出会ったのが彼女の花嫁候補となるミオリネ・レンブラン。

 

スレッタはグエル・ジェタークの花嫁に嫌々ながらもさせられそうになっているミオリネを救うために、グエルに決闘を挑むのであった。

 

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ガンダムの名を冠したキャラアニメ

 

キャラクタービジネスが隆盛を極めている昨今、この感想が適切と言っていいかはわかりませんが、本作のメインはキャラクターの人間ドラマが強く押し出されているように思いました。

 

ギャグパートと言えるものはほぼ無く、見ていて気が楽になるシーンは多々あれど、物語は基本的にシリアスな方向で進みます。

 

第0話 プロローグ」「第1話 魔女と花嫁」の2話の時点で、それが浮き彫りとなっており、前者はシリアス要素を前面に押し出し、後者は人間ドラマの面白さを前面に押し出しています。

 

個人的に第0話の雰囲気は本作の終盤の展開に雰囲気が近く、正直第1話以降との落差がかなり激しいのも一つの特徴と言えるかもしれません。

 

登場するキャラクターはほぼ全員にきちんと名前と特徴が与えられています。

 

第1話の段階でもスタッフロールに並んでいる名前ありのネームドキャラが非常に多く、最後まで見てもまともに覚えられないという視聴者は多いことでしょう。

 

実際に週一で一回ずつしか見ないという人は覚えられない可能性が高いです。

 

私はこの名前のあるモブという意味で名前ありのネームドモブと呼んでます。

 

私自身サブスクで見ていますが、名前ありのネームドキャラ全員の名前は流石に覚えられておらず、顔と名前が一致しないキャラが結構います。

 

名前が与えられていると言っても名前が呼ばれる機会が全くないキャラも普通におり、スタッフロールで確認して、意識して覚えようとして覚えられるキャラもいることでしょう。

 

モブキャラ全員に名前が与えられて、そういったほとんど画面に映らないキャラにもファンが存在する作品といえば、リトルウィッチアカデミアが存在しますが、それと似たようなものかもしれません。

 

ちなみにこの名前ありのネームドモブには最近公開されたマリオの映画でルイージや、遊戯王ゼアルの主人公、九十九 遊馬を演じた畠中はたなか たすくさんや、遊戯王GXで遊城十代を演じたKENNさんなどもいて、スタッフロール見たときはビビり散らかしましたw

 

声優はベテランしかいない!

 

もちろん、メインを張るキャラはある程度定められており、そういうキャラは話が進むごとに一人一人掘り下げられていくので、それ以外のキャラは名有りのネームドモブと言ってもいいかもしれません。

 

その中間と言ってもいいキャラと言えば、やはりセセリアさんではないかと思います。

 

本作はどういうところが面白かったのでしょうか?

 

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どこが面白かった?

 

本作は第1話~第10話辺りまではガンダム世界特有(?)の様々な試練が立ちはだかりながらも、仲間達と協力し、乗り越えていく様子が描かれていきます。

 

本作は学園モノとしてスタートしているため、その辺りまでは文字通り学園モノとしての色合いが強く、かなり気楽に楽しむことができます。

 

第11話以降は物騒な話が出てきて、見るのも辛い戦争ものといった部分が顔を覗かせ、第10話以前とそれ以降とでかなり大きなギャップがあるかもしれません。

 

特に「第15話 父と子」の回は本当に辛かった・・・。

 

また、本作の主な舞台となるアスティカシア高等専門学園では決闘というシステムがあります。

 

この世界における決闘とは、モビルスーツを使って頭のツノ(?)を先に折った方が勝利というもので、モビルスーツの、

 

  • 性能、
  • かけたお金、
  • パイロットの技術

 

の全てを総動員した上での戦いです。

 

決闘をする理由は毎回異なりますが、ほぼ全て「相手に自分の言う事を聞いてもらう」ために行われるものが大半といえるでしょう。

 

っていうかそのためにこの学園には決闘というシステムが存在していると言っても過言では有りません。

 

ただ決闘とは言うものの、実態はカードゲームの山札がモビルスーツになったようなもので、勝利のために何をすればいいか?

 

は定められていても、それ以外の細かなルールやレギュレーションは不明です。

 

車検のないミニ四駆レース

 

とでも言えばいいでしょうか?

 

カードゲームで言うなら財力に物を言わせて強いカードをただぶっこめば勝てるみたいな感じのもので、何をどれだけ突っ込んでも自由って感じでした。

 

そう感じた対戦カードの一つが空を飛び回れるモビルスーツVS空を飛べないモビルスーツの戦いで、これはアンフェアだろう・・・と感じました。

 

遊戯王に例えるならエクゾディアパーツそれぞれ2枚以上(本来は一枚ずつのみ)とドロー加速カードだけをどれだけ突っ込んで構成されたデッキを組んでも別に自由みたいな感じです。

 

なので、決闘として成立していたかと言われるとかなり疑問です。

 

第1話の時点でとあるモビルスーツが強すぎて、対戦相手を一方的に全損させてしまい、勝負にすらなってませんでしたからね。

 

決闘に関する説明が長くなりましたが、学園内での決闘である以上当然命は保証されており、それらの決闘はあくまでそれ以降の人間ドラマを描くための一種のスパイスとして機能しています。

 

決闘シーンがただ無意味なバトル描写ではなく、自然にドラマを盛り上げるために効果的に使われており、物語の面白さに深みを生み出しています。

 

全体を通して戦闘シーンはそんなに多い物語ではありませんでしたが、このあたりの構成はとても素晴らしいと思いました。

 

総じてガンダム特有(?)のバトルシーンを学園ものに落とし込み、昇華しているといえるでしょう。

 

物語の展開は良くも悪くも先が読めず、次の話を早く見たいという衝動に駆られることでしょう。

 

ただし・・・。

 

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ロボットバトルものとしては微妙

 

近い時期にYOUTUBEで期間限定配信が始まった4種類のゾイドのアニメシリーズと比較するのは酷ですが、ロボットバトルアニメとしては正直微妙です(ちなみにお気に入りは/0スラッシュゼロですw)。

 

あちらがカラーリングもデザインも非常に特徴的で一瞬で記憶に残る動物モチーフのメカが大暴れするというものだったのに対し、こちらのメカはあくまで物語を動かすためのスパイス。

 

物語に自然に組み込まれてこそいますが、メインだったりそうでなかったり、回によってその扱いは大きく異なります。

 

モビルスーツも主人公機のエアリアルはひじょ~~~うに目立ってますし印象に残りますが、それ以外で印象に残るほどの活躍をしたモビルスーツは中盤で登場するテロリストのモビルスーツくらいかな?

 

と思います。

 

それくらいほとんどのモビルスーツが印象に残りません。

 

思春期のロボットバトルへのあこがれをゾイドに捧げた私だからこう感じるのかもしれませんが、本当にエアリアル以外印象に残っていない!

 

しかし・・・。

 

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キャラは非常に濃い!

 

上述したようにこのアニメはキャラアニメとしては非常にハイレベルです。

 

男性女性問わず、メインで名前が出てくるキャラクターはどれも印象深いキャラばかりです。

 

メインとなるスレッタとミオリネは当然として、他にも印象深いキャラは多々います。

 

特にチュチュと呼ばれるキャラは異常にハイテンションで口が悪いキャラなので嫌でも記憶に残るでしょうw

 

中盤以降はセセリアも印象に残る人も多いかもしれません。

 

ほぼすべての回で、短い登場時間でありがら、その一つ一つが目立つ行動をしているためです。

 

男性陣も

 

  • グエル・ジェターク、
  • エラン・ケレス、
  • シャディク・ゼネリ

 

の3名は、それぞれ物語上における役割や行動原理が異なっており、それぞれにファンが存在しても不思議じゃありません(シャディクだけちょっと微妙かもですが)。

 

特に第1話と終盤で性格が全く別物になるグエル・ジェタークは、本作の登場キャラクターの中で最も過酷な時間を過ごしたため、評価が逆転することになることでしょう。

 

物語上主人公とその周辺にいる目立つキャラに女性キャラが多いため、女性キャラばかりが目立つように感じる人もいるかも知れません。

 

しかし相対的に見た場合、男女ともに別々の役割をもって過不足なく登場しているので、男女どちらか一方が目立つ・・・ということは無いかと言えます。

 

名無しの非ネームドキャラ、名有りのネームドキャラにもこれは当てはまります。

 

このためキャラを見せるアニメとしてはかなり成功している作品と言えることでしょう。

 

ただし・・・。

 

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難点は終盤が駆け足なこと

 

本作は

 

  • 第1話~第10話までが学園メインで進み、
  • 第11話~第15話までが終盤に向けての伏線撒き、
  • 第16話~第24話最終回にかけて物語が収束していきます。

 

この中で個人的に面白かったのは、「第14話 彼女たちのネガイ」までで、ここまでが本作の面白さのピークだったように思っています。

 

なぜかと言うと終盤は専門用語を理解していることが前提で、かつ一部の専門用語のもつ正体が聞いていたものと違ったりするからです(これはおそらくラスボスの策略的な面がある)。

 

専門用語のうちのいくつかは本作のどこで説明があったのか良く分からず、その説明を聞き逃していると何がなんだかわからないうちに物語が進んでいく感覚を味わうことになります。

 

つまりいくつかの専門用語に対して、注意深く聞いていないとその内容が頭に入らないままスルーしてしまう可能性があるわけです。

 

私自身それぞれの専門用語の意味するところは、なんとなくでしか理解しておらず、雰囲気だけ味わってました。

 

少し話がそれますが、本作を見る前に私はシン・ウルトラマンを見ました。

 

シン・ウルトラマンは会話パートがかなり長く、視聴者に理解されなくても構わないと思われる専門用語がいくつか出てきたものの、本当に視聴者に理解させるべき情報はかなりわかりやすくきちんと伝えていたように思います。

 

それでも理解が難しかった会話はありますが、2時間弱の映画なら、サブスクで何度も見返して理解を深めるということもできたかと思います。

 

アマプラで見れますしね。

 

しかし本作は24話もあるアニメ作品なわけで、一度情報を見逃すと、それを見つけるのは非常に大変だと言えます。

 

何がいいたいかと言うと、24話のアニメ作品で専門用語を使うなら、そのわかりやすさ、印象の残りやすさは極めて重要であったのではないかと言えるのです。

 

ガンダムの呪いとその原因となった事象の存在は理解できても、どう結びついてその呪いが発動しているのか、そのメカニズムも良くわかりませんでした。

 

またキャラの印象が二転三転する本作ですが、終盤ミオリネが塞ぎ込む理由や、スレッタが立ち直るときの因果関係が微妙に分かりづらくも感じました。

 

シリアスな作風ゆえに、あえて細かく語らなかった部分もあるのかもしれませんが、もう少し説明や映像的なわかりやすさがあってもよかったのではないか?

 

そんな感じで説明や描写を端折ったのではないか? と思えるシーンがそこそこ多かったように思います。

 

ラスト2話はぶっちゃけかなりファンタジックで、かなり強引!

 

あの展開や描写に対するSF的な伏線がこれまであったかと言われると「う~~~~ん・・・」という感じでした。

 

映像としては美しかったとは思いますけどね。

 

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まとめ:ドラマを楽しむ作品としては非常に面白い作品

 

物語のほぼすべての要素が人間同士のドラマを描くために効果的に機能しており、存分に人間ドラマを楽しめる作品であると言えます。

 

男性女性を問わずキャラクターは皆個性と魅力に溢れており、そういう作品としてはかなりハイレベルな脚本であると言えます。

 

やや駆け足な終盤、説明不足に感じかねない気になる要素、多すぎて名前が頭に入ってこないキャラといった問題もありますが、勢いと雰囲気だけでも十二分に楽しめる作品だと思います。

 

2023年7月時点で、いくつかのサブスクで視聴することができますので、とりあえず気になった人にはとりあえずおすすめしておきます。

 

私はU-NEXTで視聴しましたので、30日間は無料で楽しめるそちらをおすすめしておきます。

 

というわけで、今回はこのへんで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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水星の魔女 第24話感想 スレッタの謎能力が全力でファンタジー! ネタバレあり

こんにちはロクメガです。

 

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第24話こと、最終回「目一杯の祝福を君に」を視聴しました!

 

終盤当たりからは正直かなり勢いに任せてる印象のあった本作ですが、本当に勢いだけで押し切ったような印象と、いい終わり方を迎えたような感じになります。

 

それでは、今回の感想を書いていくことにしましょう。

 

機動戦士ガンダム 水星の魔女の見逃し配信・無料視聴はこちら(2023年6月時点)

※このブログでは機動戦士ガンダム 水星の魔女のレビュー記事を書いております。

※各話の記事については下記リンクから御覧ください。

 

 

 

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マジで勢いで押し切った感じ

 

冒頭でもいいましたが、このアニメの最終回はかなり勢いにまかせて押し切った感じがしました。

 

理由としては、よくわからないまま終わったところがところどころにありながら、ある程度まとめあげた感じがあったからです。

 

強引に感じたところもありますが、とりあえずは綺麗にまとまった。

 

そんな感じでしょうか?

 

こう感じる理由は、スレッタとミオリネの周辺に関してはある程度きちんと決着がついたと言えるからかもしれません。

 

正直なところもう少しゴリゴリのSFかと思ったのですが、終わってみると結構ファンタジーなところあったなぁ~と思いました。

 

タイトルに魔女の名を関するだけのことはあるってところでしょうか?

 

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スレッタとエリクトの協力はもうファンタジーやで

 

ボロボロになったエリクトのマシンと、スレッタがなんか色々合体して

 

  • クワイエットゼロやら、
  • 上位組織が用意したレーザー砲やら

 

を全部分解していきました(この表現であってる?)。

 

もう何が起こっているのか本当に分からず、何も言えなくなってしまいました。

 

この世を去ったはずのもう一人のエランや、このアニメ内で死ぬ事になったキャラたちが最後たくさん出てきて、

 

「なんかすげぇー!」

 

って感想しか本当に出てこなかったんですよね。

 

なんかこういうことが起こる伏線ってあったかしら?

 

古い作品ですが、同じサンライズ作品の「Z.O.Eゾーン オブジ エンダース Doloresドロレス, iアイ」も若干ファンタジーな演出はありましたが、それはあくまで演出上の話であって、ここまで現実の世界でゴリゴリにファンタジーやってなかったと思います。

 

最終的にこのアニメに抱いた感想としては学園ファンタジーにおまけ程度のロボット要素が付加されたような、そんな印象でした。

 

スレッタがキーホルダーにエリクトの意識を移し替えたことが物語の終盤に描かれましたが、

 

え? そういう形でエリクトは救われるの?

 

という感想でしたわ。

 

プロスペラさんもエリクトもこれで一応・・・救われたことになるのかしら?

 

こういう説明のない超常現象が最後に発生している当たりは、もう完全にファンタジーとしか言いようがないですわw

 

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よく分からなかったところ

 

私自身このアニメ、結構勢いにまかせてみていた所あるんですけど、実を言うと「第16話 罪過の輪」以降の終盤の展開に関しては疑問符が結構たくさん浮かんでました。

 

いつ説明があったのかよく思い出せない単語や事象がいくつもあったからです。

 

  • パーメット&パーメットリンク
  • データストーム
  • ガンダムの呪いの正体

 

これらって一体どこに説明があったのか思い出せず、結局何を表現した単語だったのか最後までよくわからないまま見てしまった感じがあります。

 

いやなんとなくはわかるんですけど、サラッと見ていたせいか、本当に頭に入ってこなかったように思います。

 

他にもデリング・レンブランの理想だったはずのクワイエットゼロがあっさりプロスペラさん達に乗っ取られたのもおかしな話な気がします。

 

クワイエットゼロがどういう経緯で建造されて、あんなところに浮いていたのかも謎で、最後に唐突にラスボスの要塞みたいな感じで使われているのも謎です。

 

っていうかクワイエットゼロって「第21話 今できることを」の回にて、大量破壊兵器とペイル社のおばさんが言ってましたが、それがデリング・レンブランの理想に叶うものとして建造されていたのかも不明。

 

少なくともそれ以前までの話を見てきた限りでは、大量破壊兵器として制作されたわけではなかったような気がしたんですが・・・途中で設定が変わったんかな?

 

また「第23話 譲れない優しさ」の回でのラウダくんの行動も、見ているうちはなんか暴走してる感じでしたが、状況を選ばずに暴れてた感じもあったので、疑問符が湧きました。

 

  • ミオリネが自分を攻めて塞ぎ込んでいた理由もちょっとよく分からず、
  • スレッタが完全に立ち直ったきっかけもよく分からず
  • 地球のテロリスト(ホルドの夜明けだっけ?)もその顛末がきちんと描かれたとは言えず、

 

う~ん・・・という感じでした。

 

あと連合のおばさんなんで殺されたの?

 

結構好きだったのに・・・。

 

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シャディクだけ罪を背負うのおかしくない??

 

プロスペラさんとシャディクガールズは少なくとも3年の刑期で済むようなことではなかったのではないでしょうか?

 

なんでしれっと平穏な生活を送っていたり、社会生活を営んでいたりするのかしらこの人達。

 

プロスペラさんはこれまでの暗躍で地球及び、クワイエットゼロとエリクトの手によって確実に少なくない人間の命を奪っていったわけで、殺人罪および殺人教唆きょうさが成立すると思うんですが・・・?

 

シャディクガールズだって割りと平然と人の命を奪ったシーンがあったはずなのに、エピローグではふっつ~に株式会社ガンダムの社員として働いている・・・。

 

第12話 逃げ出すよりも進むことを」の回でスレッタがテロリストの命を手に掛けたシーンや、グエルが父の命を奪ってしまったあたりは、過剰気味とは言え正当防衛が成立するから納得はできるんですが・・・。

 

最終的にシャディク一人だけが罪を償う立場になったのはちょっと納得がいかない。

 

作中暗躍していた登場人物としては彼も相当なもんだけど、罪の重さで言えばシャディクガールズやプロスペラさんの方が遥かに大きいと思うんだけどなぁ~。

 

ソフィとノレアはそれぞれガンダムの呪いと物理的な死をむかえてて、親玉(?)のおっさんが普通に行きてて最終回にでてくるのもなんだかなぁ~・・・。

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まとめ:良い最終回だった

 

全体を通して見ると終盤の方に色々疑問が残ったり、専門用語の詳細が頭に残ってなかったりと、ちょっと作りが粗いというか、もう少し時間かけて色々説明してほしかったと思うところが少々あります。

 

また、ロボアニメとしてみた場合の魅力もあまり感じられなかったように思います。

 

が、最終回は勢いと映像美のゴリ押しとはいえ、魅せてくれたことも事実であり、最終的にはファンタジーよりではありながらも楽しむことができたと思います。

 

最後に第一期のオープニングが流れるのもグッド!

 

後に総評を書いて、このアニメの感想シリーズに決着をつけたいと思います。

 

というわけで、今回はこの辺で!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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